2019年2月28日 〜 2019年3月10日 22:00頃にかけて発生していた、Datahubジョブフロー及びターゲット配信で意図しない実施条件となっていた件に関して、下記の通りご報告申し上げます。
(1) hourly・daily処理
Datahubジョブフロー及びターゲット配信では「時間ごと」「日ごと」「週ごと」「月ごと」の設定が可能ですが、このうち「時間ごと」「日ごと」の定期実行と、「週ごと」の実行の同時指定は不可能でした。これを、同時指定ができるように機能のアップデートを実施しました
(2)weekly処理
「週ごと」の定期実行は「毎週設定した曜日に実行する」という処理でしたが、曜日を考慮せず「週1回実施する」という処理に変更されました
(1) hourly・daily処理
過去に「時間ごと」「日ごと」で設定したジョブフローに関しても自動で曜日のデータが設定されていましたが、機能の制約上、この曜日データは無効なデータとして動作していました。しかし、今回のアップデートにより、自動で保存されていた曜日データについても有効となってしまったため、意図しない曜日の設定が追加されており、「毎日(毎時)動作するはずの処理が動作しない」という事象が発生していました
(2)weekly処理
上記の仕様変更が発生したため、「設定した曜日に動作しない」という事象が発生していました。
KARTEの開発フローにおいては、全てのプログラムは、プログラムを構築した本人以外のコードレビューが実施された後に、自動テスト等のフローを経由し、本番へのアップデートが行われます。今後は、プログラムだけでなく、プログラムが影響するデータに対する判定およびレビューも実施するフローへと変更します
設定されている繰り返し情報を全て表示させることにより、同種の問題が発生した場合に、目視でも気づくことができるような状態にします