チャットレスポンス低下に伴うメッセージ送信/ステータス更新不具合のご報告
2020年6月23日に発生した、チャットレスポンス低下に伴う、メッセージ送信/ステータス更新不具合について、下記の通りご報告致します。
1. 概要
チャット機能のパフォーマンスが劣化し、一部のメッセージ送信と、対応ステータス更新が行われませんでした。
2. 発生期間
2020年6月23日 09時45分ごろ 〜 2020年6月23日 11時40分ごろ
3. 影響範囲
チャット機能のうち、メッセージ送受信および対応ステータス変更部分
なお、画面状態とデータベースの不整合は発生しておらず、画面上では送信およびステータス変更できているが、実際にはなされていない、といったケースは発生していません。
4. 原因
チャット機能では、継続的な性能強化策を行っており、その活動の中で修正した「メッセージ既読ステータス処理の変更」が原因で、該当処理のパフォーマンス劣化が発生いたしました。
該当箇所では、処理速度の向上を目的として、利用するデータベースサービスを MongoDB から Spanner に変更しました。しかしながら、該当処理の内容と Spanner との相性が悪く、一部の処理で非常に時間がかかるケースが発生しました。それによりデータベースサービス全体のパフォーマンスが劣化し、チャット機能全体の負荷を相乗的に上昇させる結果となりました。
5. 対応
暫定対応:該当箇所を修正前の状態に戻しております。
本格対応:処理方法を見直し、Spanner への変更作業を再度実施致します。
6. 今後の対策
この度はご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。