【解決済み】各種レポート(リテンションレポート等)の数値が正しく集計されなかった
Incident Report for KARTE
Resolved
障害が解消したのでご報告します。

■ 発生期間
新解析基盤へ移行実施日から 2022/5/9 23:00頃 までが事象の発生期間となります。
移行実施日については下記の通りです。

- APIキーの先頭が「0」のプロジェクト 2022/02/22〜2022/2/28
- APIキーの先頭が「1」のプロジェクト 2022/03/15〜2022/3/18, 2022/03/24-2022/03/28
- APIキーの先頭が「2・3」のプロジェクト 2022/03/28〜2022/03/29
- APIキーの先頭が「4・5」のプロジェクト 2022/03/30
- APIキーの先頭が「6・7」のプロジェクト 2022/03/31
- APIキーの先頭が「8・9」のプロジェクト 2022/04/01
- APIキーの先頭が「a・b」のプロジェクト 2022/04/07
- APIキーの先頭が「c・d」のプロジェクト 2022/04/08
- APIキーの先頭が「e・f」のプロジェクト 2022/04/11
*個別に移行をご案内したプロジェクトの場合は、上記とは移行タイミングが異なる場合がございます。

APIキーの確認方法については以下を参照ください。
https://support.karte.io/post/7bq63EfIXdTjcHXextXKBh


■ 対象のプロジェクト
- KARTE for App を利用中で新解析基盤へ移行済みのプロジェクト

■ 発生した現象
- 再来訪のゴール計測数が少なくなる。

■ 影響
- 発生期間中の再来訪ゴールを指標とした各種レポート(リテンションレポート等)の数値が、新解析基盤移行以前と比較して小さくなっていました。

■ 原因
再来訪のゴール生成を「native_app_foreground」イベントに含まれるセッション開始情報をもとに行っていたこと、新解析基盤で強整合がサポートされるようになったことが原因となります。
こちらについては、新解析基盤で強整合がサポートされるようになったことにより、厳密にセッション最初のリクエストに含まれるイベントに対し、セッション開始情報が付与されるようになりました。

また、アプリの状態によっては「native_app_foreground」イベントがセッション最初のリクエストに含まれない場合もあり、その場合は「native_app_foreground」イベントにセッション開始情報が付与されず、結果再来訪のゴールが生成されない状態となっておりました。

■ 実施した対応
再来訪のゴール生成のトリガーとなるイベントとして「native_app_open」イベントを追加しました(セッション最初のリクエストには「native_app_open」「native_app_foreground」どちらかが含まれるため)

この度はご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。
Posted May 12, 2022 - 11:22 JST
This incident affected: 解析.